研究課題/領域番号 |
17K01752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
福田 崇 筑波大学, 体育系, 准教授 (30375472)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | アメリカンフットボール / 加速度計 / 頭部加速度 / 衝突回数 / ひずみゲージ / 脳振盪 / 頭部損傷閾値 / ひずみセンサ / 頭部衝突 / 加速度センサ / デジタルフィルタ / 頭部作用 / 直線加速度 / 角加速度 |
研究成果の概要 |
アメリカンフットボールにおける脳振盪は大きな社会的問題であり、脳振盪を予防することが重要である。本研究成果より、本邦の選手では体格や身体能力で劣る米国大学選手と同等の頭部加速度を衝突時に受けていることが明らかとなった。さらに頸部筋力が強いと頭部加速度を減衰できる可能性が示唆された。頭部加速度は衝突部位や加速度の方向などによって影響され、実際にはヘルメットに緩衝された力が頭部に作用する。今後は複数の測定機器によって得られるデータから頭部衝突作用を検討することで、より精度の高い頭部危険閾値の推定が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アメリカンフットボールにおける脳振盪は大きな社会的問題であり、脳振盪を予防することが重要である。本研究成果より、本邦の選手では体格や身体能力で劣る米国大学選手と同等の頭部加速度を衝突時に受けていることが明らかとなった。さらに頸部筋力が強いと頭部加速度を減衰できる可能性が示唆された。頭部加速度は衝突部位や加速度の方向などによって影響され、実際にはヘルメットに緩衝された力が頭部に作用する。今後は複数の測定機器によって得られるデータから頭部衝突作用を検討することで、より精度の高い頭部危険閾値の推定が期待される。
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