研究課題/領域番号 |
17K01756
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
大河原 一憲 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30631270)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 2型糖尿病 / 基質酸化能 / 非肥満体型 / エネルギー代謝 / 2型糖尿病 |
研究成果の概要 |
非肥満2型糖尿病患者を対象に、食事と身体活動から相互作用的に影響を受ける代謝適応能について検討した。その結果、代謝適応能と食後血糖コントロールの観点から、日本人の多くにみられる非肥満2型糖尿病患者に対しては,食事に含まれる3大栄養素バランスを比較的脂質が高い構成するほうが好ましいことが示唆された。また、高脂肪食と運動の組み合わせることで、食後の高血糖状態を抑制し、効率的にエネルギー基質を利用できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内外の糖尿病治療ガイドラインにおいて食事療法の主目的は減量に位置づけられており、非肥満タイプに対してそのまま適用することは難しい。日本人に多くみられる非肥満の2型糖尿病患者におけるメタボリックフレキシビリティについて検討した本研究は、国内糖尿病患者の食事療法および運動療法のガイドラインに貢献できるエビデンスの一つに位置付けられる。また近年、アジア諸国における糖尿病患者の増加は著しいことから、日本人だけでなく、欧米人に比べて痩せの傾向にあるアジア人を対象としたガイドラインの提言にもつながると期待している。
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