研究課題/領域番号 |
17K01760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
和田 佳郎 奈良県立医科大学, 医学部, 特任講師 (80240810)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 重力感受性 / スポーツ / ゴルフ / トレーニング / 頭部傾斜感覚適正化装置 / 頭部安定性 / パター正確性 / モーションキャプチャ / 耳石器 |
研究成果の概要 |
スポーツにとって重力感受性(HTPG)は必要不可欠な要素である。今回ゴルフを対象に、「頭部傾斜感覚適正化装置(TPAD)を装着してトレーニングを行うと、HTPGが増強して頭部が安定化しその結果ゴルフが上達する」という仮説を検証する目的で実験を行った。TPAD装着とHTPG増強、ゴルフ上達の間には必ずしも相関は認められなかったが、今回は平坦な床の上での実験であり、重力感受性がより重要となる実際のゴルフ場面とよく似た状況下での実験が必要と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ゴルフを対象として簡便、コンパクト、低コスト、非侵襲なTPADを用いた重力感受性トレーニング法を実施することができた。その中で、ゴルフの上達度を評価する指標、重力感受性を必要とする状況の設定など今後の課題も見つかった。これまでのスポーツトレーニングは選手やコーチの経験に頼る部分が多く、本研究は重力感受性(HTPG)に基づいた科学的で客観的なスポーツトレーニング法開発の最初の一歩となった。今後はゴルフ以外のスポーツやトップアスリートも対象にした研究に発展していきたい。
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