研究課題/領域番号 |
17K01777
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 札幌学院大学 |
研究代表者 |
斉藤 美香 札幌学院大学, 心理学部, 准教授 (50625100)
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研究分担者 |
齋藤 暢一朗 北海道大学, 学生相談総合センター, 准教授 (90722091)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 援助要請行動 / 恥意識 / 心理教育プログラム / メンタルヘルス心理教育プログラム / 自己効力感 / メンタルヘルス教育 / メンタルヘルス / 心理教育 |
研究成果の概要 |
悩みや精神的不調をかかえ相談が必要にもかかわらず相談行動につながらない援助要請回避型の大学生に、単回・短時間で集団に実施できる低コストで効果が見込まれる「メンタルヘルス教育プログラム(講習)」を作成した。研究成果としては、行動型に比べて、回避型にみられる特徴(恥意識の高さ、問題解決・意味づけ対処方略のとりにくさ、問題の深刻さおよび精神的不調の可能性への気づきにくさ、援助要請行動後の肯定的効果の想定しにくさ)が明らかになった。この特徴に働きかける内容を含むプログラムを作成し、効果が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で作成したメンタルヘルス教育プログラムは単回・短時間型である。近年、高等教育機関等では、正課教育以外の時間を確保することが難しくなっているが、本プログラムでは時間コストがかからず、人数制限もないことより、低コストながらも受講成果が期待される。研究成果は大学のみではなく、小~高校生及び成人にも教育的に応用できるため、スクールカウンセラー領域などで積極的に援用可能である。
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