研究課題/領域番号 |
17K01779
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
早坂 浩志 岩手大学, 教育推進機構, 准教授 (00261553)
|
研究分担者 |
立原 聖子 岩手大学, 保健管理センター, 准教授 (40613526)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 自閉スペクトラム症学生 / 大学生活ストレス / ピア・サポート / 自閉スペクトラム障害 / 自閉スペクトラム傾向 / ピアサポート / 自閉スペクトラム症 / ピアサポートグループ / ストレスマネジメント / ストレス / 教育系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は,自閉スペクトラム症(ASD)学生の大学生活のストレスマネジメントにおけるピア・サポートの効果の検証を行った。(1)2930名を対象にした質問紙調査の結果,ASDの傾向がある学生は,人間関係の困難のみならず,成績不振等の修学上の困難に直面したり,将来の就職に関して不安を抱いている傾向が見出された。(2)障害学生の居場所スペースでの大学院生による継続的なピア・サポートは,ASD等の発達障害学生のコミュニケーションを促進することが示唆された。(3)ピア・サポートによる発達障害学生への個別学習支援は,学生の修学上の困難の低減だけではなく,相談スキルの向上に効果があることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障害者差別解消法が施行され,大学教育においても発達障害とくに自閉スペクトラム症学生の心理・修学・就労支援が大きな課題になっている。本研究は自閉スペクトラム症学生の大学生活ストレスを明らかにし,そのマネジメントに同じ学生同士のサポートであるピア・サポートが果たす役割について明らかにした。
|