研究課題/領域番号 |
17K01782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
荒川 雅子 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60734928)
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研究分担者 |
朝倉 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (00183731)
竹鼻 ゆかり 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30296545)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 養護教諭 / 成長プロセス / 研修プログラム / 養護実習 / 学校保健講話 / 養成段階 / 各キャリア段階 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は養護教諭の専門職としての成長プロセスの生成と、それに基づいた研修プログラムの開発である。この目的に従って、経験20年以上の養護教諭へのインタビュー調査結果をM-GTAの手法を用いて分析し、養護教諭の成長プロセスの概念を生成した。 また養護教諭養成段階から成長を促すために、養護実習内容の実態調査を行い、養護実習プログラムの開発のための、基礎資料(養護実習 実習項目スタディマップ、実習ハンドブック)を作成した。さらに、養護教諭養成のカリキュラムである「健康相談の理論と演習」について、授業内容を再構成し、その効果について検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成28年より、文部科学省は、これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について検討し、校長及び教員としての資質の向上に関する指標の全国的整備を進めてきたが、本研究結果も養護教諭の成長プロセスを明らかにすることで、養護教諭の資質能力の向上に必要な要素を明らかにすることができた。また、資質の向上に関する指標(育成指標)は、各都道府県及び政令指定都市等自治体ごとに作成されているが、それらと合わせ、本研究で開発された研修プログラムを実施することで、養護教諭の養成並びに現職養護教諭の資質能力の向上が期待できる。
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