研究課題/領域番号 |
17K01787
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
山本 正嘉 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (60175669)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 登山 / 事故防止 / 安全教育 / 体力評価 / 体力トレーニング / 体力 / トレーニング / 体力テスト / 評価 / テスト |
研究成果の概要 |
登山は日本において、老若男女を問わずに親しまれている生涯スポーツの一つである。しかし事故が増加の一途を辿っている。その主要因として、体力に不相応な山に行く人が多いことがあげられる。本研究では、①様々な登山コースの体力度の数値化、②登山の運動特性にマッチした体力テストの開発、③登山の運動特性に合致するようなトレーニング法の開発を行った。そしてこれらの成果を総合して、登山者自身で体力相応のコースに行けるような方法論を提案し、一定の成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
登山事故が起こるたびに「気をつけよう」「無理をしないようにしよう」といった注意喚起にとどまっているのが現状で、これまで効果的な解決策を打てなかった。本研究では、体力に不相応な登山とはどのようなことを指すのか、無理をしないこととはどういうことなのか、といった点を科学的なエビデンスを示して明らかにし、安全登山のための具体的な方策を提案した。その成果は、国立登山研修所や日本山岳ガイド協会などのホームページでも掲載され、登山界から一定の評価を得ることができた。
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