研究課題/領域番号 |
17K01794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 山梨県立大学 (2020) 北里大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
山北 満哉 山梨県立大学, 看護学部, 講師 (40582143)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 運動遊び / 身体活動 / 子ども / 小学校 / ランダム化比較試験 / 骨強度 / 非認知能力 / 介入研究 / 骨量 / 学校単位 / 運動習慣形成 / 運動意欲 / 運動プログラム / やり抜く力 / 運動介入 / 運動習慣 |
研究成果の概要 |
本研究は、誰もが簡単にできる運動遊び介入が子どもの骨量増大、及び運動意欲の向上や身体活動量の増加に寄与するかを明らかにするとともに、運動習慣の形成に関連する社会環境要因(家庭、学校、近隣環境等)を検討することを目的とした。 本研究の結果、1回10秒程度(1日約1分)でできる運動遊びの紹介と記録カードを用いたプログラムでは、長期継続が難しく、骨量増加に対する十分な効果が得られないことが明らかとなった。一方、運動嫌いの児童に対しては、本プログラムにより心の健康が良好に保たれる可能性が示された。また、運動習慣の形成と家庭の社会経済状況や出生体重、非認知能力等の社会環境要因が関連することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は小学校を対象にした日本で初めてのクラスターランダム化比較試験であり、前後比較が主となっている学校(教育の場)に対して、科学的な根拠に基づく運動(教育)プログラムを蓄積していく契機として、学術的、実践的に社会に寄与できる成果となると考える。 また、本研究において、家庭の社会経済状況や出生体重、非認知能力等と運動習慣との関連を示し、生涯にわたる運動習慣の形成には子どもの頃の社会環境の整備が必要かつ重要であることを提示できた点は、社会的意義があると考える。
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