研究課題/領域番号 |
17K01796
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
大西 司 昭和大学, 医学部, 兼任講師 (30266093)
|
研究分担者 |
飯塚 眞喜人 昭和大学, 医学部, 准教授 (40274980)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 慢性閉塞性肺疾患 / 集団指導 / フライングディスク / 身体活動性 / 多職種 / COPD / フライングディスク競技 / 慢性閉塞性肺疾患(COPD) / 集団教育 / 患者教育 / アンケート / 増悪予防 / 急性増悪 / 活動性 |
研究成果の概要 |
多職種でのCOPD患者に対する集団教育を行いその効果を検討した.参加した群と参加しなかった群に分けて、疾患の理解度を調べるためにアンケートを作成した。参加した群は、参加しなかった群に比しCOPDの理解度が深い傾向があった。また活動性を高め交流を深める目的でフライングディスク競技大会を行ってきた。競技前後の酸素飽和度を測定して、6分間歩行と比較して負荷が少なく安全に実施できることを証明した。また、質問に対する解答集を作成して正しく自分で学べるようにした。今後はこれらの質問と解答集を活用して患者さんの疾患に対する理解を深め、自己管理ができるように活用して行きたい。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性閉塞性肺疾患患者さんに対する集団指導の有用性が承継されたこと、また、障害者のリハビリテーションとして行われるフライングディスク競技における酸素飽和度検査の低下が六分間歩行よりも少ないことが証明されてことで、患者さんが比較的安全に競技がおこなわれることが証明された。社会的には慢性閉塞性肺疾患患者さんが自分の病気を知ることで、フライングディスクだけでなく社会生活の中に積極的に参加できる可能性が示された。コロナによる活動制限が解除されて行く中で、慢性閉塞性肺疾患患者さんが病気とともに活動をして行くという意識で、活動性をあげて行くことで、健康年齢も上がってくるのではないかと期待している。
|