研究課題/領域番号 |
17K01800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
難波 秀行 (難波秀行) 日本大学, 理工学部, 准教授 (80559790)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 身体活動 / 音声認識 / 行動記録 / スマートフォン / 加速度計 / METs / 深層学習 / ICT / 音声入力 |
研究成果の概要 |
WEBによる身体活動測定は多人数のデータを同時一斉に簡易に収集することができる.本研究の目的は,音声認識による行動記録アプリケーションを開発し,その妥当性や課題について明らかにすることであった.音声認識行動記録システムを開発し,3軸加速度計を身体活動測定システムの妥当性の基準とした.対象者は20人(男性14人,女性6人),平均年齢19.1±0.9歳であった.音声記録が10時間以上の条件で,r= 0.545 (p<0.05),14時間以上の条件でr= 0.750 (p<0.05)の有意な関連がみられた.本研究は,スマートフォンの音声認識技術を用いた身体活動評価の可能性を示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発したスマートフォンを用いた音声入力による行動記録法は,多人数の身体活動を簡便に精度よく評価することができるため,疫学研究などに応用できる可能性がある.さらに,自身の身体活動量を加速度計など高価な機器を用いなくても評価できるため,身体不活動が原因となる疾患の予防や健康づくりに役立てられる可能性がある.精度よく評価するためには,正しく入力をすることが重要であることが研究結果より示された.
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