研究課題/領域番号 |
17K01803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
石舘 美弥子 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (50534070)
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研究分担者 |
加藤 千明 一宮研伸大学, 看護学部, 講師 (80613687)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 発達障がい児 / 受診行動 / オノマトペ / 構造化 / 受診環境 |
研究成果の概要 |
発達障がい児に関わる看護師に面接調査を実施した。その結果,医療処置を実施する際に実施する発達障がい児への説明は,定型発達児に比べて提供する情報量が少なかった。また,使用されたことばに汎用性の高いオノマトペがあった。今後,視覚媒体とオノマトペを融合したツールの開発の方向性が示唆された。続いて,発達障がい児の受診行動に影響を与える物理的環境因子の質問紙調査を実施した。その結果,発達障がい児が安心できる環境因子として,音の出る玩具が良いという一方で,音を遮断する静かな環境,乳児の泣き声が聞こえないことが指摘された。介入研究に必要な環境条件の統制に関わる情報が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障がい児の受診行動に影響を与える構成要素を抽出するために,医療従事者のことばかけと医療機関における物理的環境因子の特徴を明らかにした。これによって,視覚媒体とオノマトペを融合したツール開発に向けた支援の方向性を確認した。本成果により,近年,社会的ニーズが高まっている発達障がい児への適正な対応に必要な知見を提供できたと言える。
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