研究課題/領域番号 |
17K01818
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
藤原 由記子 鳥取大学, 医学部, 講師 (20457336)
|
研究分担者 |
作田 裕美 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70363108)
深田 美香 鳥取大学, 医学部, 教授 (10218894)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 乳がん検診 / 就労女性 / 乳癌検診受診 / 定期受診を阻害する要因 / 乳癌検診受診率 / 乳がん検診受診率 / 帝位受診を阻害する要因 / 検診受診率向上 / 就業女性 |
研究成果の概要 |
日本の就労女性の乳がん検診受診行動に関わる属性の特徴と受診を阻害する関連要因を明らかにすることとした。鳥取県内の官公庁・企業4施設で就労する40~60歳代女性に、2019年4~5月に無記名自記式質問紙調査を実施した。本研究では、身近に乳がん経験者がいない人は、自分は乳がんにならないという信念や乳がんへの恐怖心をもっていたことから、不確かな知識に基づく信念や乳がんへの恐怖心は、乳がん検診受診の阻害要因になることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんの死亡者の減少を目指すため、他の国より低い日本の乳がん検診受診率を向上させることは重要である。そこで、日本の就労女性に着目し、乳がん検診受診行動に関わる属性の特徴と受診を阻害する関連要因を明らかした結果、不確かな知識に基づく信念や乳がんへの恐怖心は、乳がん検診受診の阻害要因となることがわかった。本研究の結果から、正しい乳がんの知識を普及していくことが今後の課題であり、現在行われている教育機関と連携した若年層へのがん教育の中で、乳がんの教育内容を充実させることは、将来、乳がん検診受診率の向上につながることが示唆された。
|