研究課題/領域番号 |
17K01819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岡本 百合 広島大学, 保健管理センター, 教授 (90232321)
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研究分担者 |
吉原 正治 広島大学, 保健管理センター, 教授 (20211659)
永澤 一恵 広島大学, 保健管理センター, 助教 (30771084)
松原 敏郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (60526896)
三宅 典恵 広島大学, 保健管理センター, 准教授 (70548990)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム / 大学生 / 適応支援 / スキルトレーニング / 適応評価尺度 / 適応評価 / 支援プログラム / コミュニケーションスキル / 評価法 |
研究成果の概要 |
自閉症スペクトラムの大学生の大学生活への適応を支援するために、適応評価尺度を開発した。本尺度は、援助者が学生の状況を包括的に評価するための評価尺度であり、修学上の困難、対人関係の困難、課外活動等の困難、日常生活上の困難、精神症状、行動上の問題、ソーシャルサポート状況、ストレス対処状況、衝動性の程度といった項目からなる。学生と共有することで自分自身の状況を視覚的に把握できるというメリットもある。 また、学生の不適応問題の実態を調査し、それをもとに、適応支援プログラムを開発した。プログラムはコミュニケーションスキルトレーニング、問題解決技法、感情コントロールを取り入れたスキルトレーニングである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学生の適応評価尺度は,学生生活全般にわたって多面的に評価できるものであり,支援者と学生本人が客観的に状況を共有できるため,学生支援にとって有益なものとなる。 またコミュニケーション困難などの特性のために,対人関係問題や不登校,抑うつなどの不適応問題を予防するための,コミュニケーションスキルトレーニング等を取り入れた適応支援プログラムを活用することで,学生生活への適応を促進し,社会で生き抜く力を育むことに貢献できる。
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