研究課題/領域番号 |
17K01826
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
川口 英夫 東洋大学, 生命科学部, 教授 (50416921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心身の健康 / メンタルヘルス / リスク低減 / 筆跡 / 性格 / 摂取栄養素 / 運動習慣 / メンタルヘルス不調 / 予防 / 筆跡情報 / 性格特徴 / 食習慣 / 介入手段 / 睡眠 / 予兆把握 / 介入 / 栄養習慣 / コホート調査 / コーピング / レジリエンス |
研究成果の概要 |
ボランティア大学生101名を4年間追跡調査した。デジタルペンを用いた内田クレペリン検査、生活習慣質問票DIHAL.2、5因子性格分析NEO-FFI、食習慣質問票BDHQを実施した。筆跡の時間情報で高リスク群と低リスク群に分けた。その結果、4年次のメンタルヘルス不調のリスクは1年次のメンタルヘルス不調のリスクと有意に関連した(p < 0.001)。また、1年次における性格では、4年次の高リスク群は低リスク群と比較して調和性スコアが有意に高かった(p < 0.01)。さらに、4年次の高リスク群は低リスク群と比較して銅、ビタミンB2、葉酸とパントテン酸の摂取割合が有意に高かった(p < 0.05)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は先行研究で、筆跡情報を用いてメンタルヘルス不調のリスクを早期に把握できることを示した。本研究は、このリスクの早期把握で高リスクに属した被験者に、将来のリスクを低減しうる個人がコントロールできる対処方法を明らかにすることを目的としている。研究の出口を明確に見据えたスケールの大きな研究として、社会実装可能な方法論を提案するためである。本研究を基に、今後、より直接的で強固な科学的根拠のある提案として体系化できると考える。
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