研究課題/領域番号 |
17K01830
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 桃山学院大学 |
研究代表者 |
高橋 ひとみ 桃山学院大学, 法学部, 名誉教授 (40149787)
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研究分担者 |
衞藤 隆 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 名誉教授 (20143464)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ICT教育 / タブレット端末 / 遠見視力 / 近見視力 / 学習能率 / 感受性期 / 弱視 / 視力検査可能率 / 情報化社会 / 生涯学習社会 / スクリーニング |
研究成果の概要 |
学校行事が立て込む中、スクリーニングとして「短時間に正確にできる」簡易近見視力検査の方法を確立した。そして、教育現場で簡易近見視力検査を実施し、現行の「遠見視力検査のみでは発見できない」近見視力不良者の存在を明らかにした。さらに、近見視力不良の子どもが有する負担、近見視力を損なう屈折異常の種類を明らかにした。学校健康診断へ簡易近見視力検査を導入し、すべての子どもが学校教育を公平に享受できる教育環境が必要である。 また、義務教育開始時の視力不良者の頻度を下げるために、幼児が楽しみながら短時間に正確にできる「たべたのだあれ?」視力検査方法を考案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近業時には、近見視力不良者は遠見視力不良者や健常視力者に比して、「より大きな調節力」を必要とするために眼疲労の原因になり、学習能率が低下する。「視力の問題」なのに、「能力・努力が足りない」と誤解され、学習意欲が低下し、知的関心を失っていく「近見視力不良の子ども」を救済するために、簡易近見視力検査を考案し、教育現場へ普及させた。 また、学校で視力不良を発見しても、弱視になっていると矯正視力は期待できない。早期発見・早期治療により機能的弱視は救済できる。幼児が楽しみながら、短時間に正確に実施可能な「たべたのだあれ?」視力検査を考案し、普及させ、幼児視力検査の実施率を上げ、弱視を救済する。
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