研究課題/領域番号 |
17K01831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
福田 早苗 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (50423885)
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研究分担者 |
江口 暁子 三重大学, 医学系研究科, 特任講師(研究担当) (00598980)
長見 まき子 関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (10388663)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 疲労 / ストレス / 細胞外小胞 / 任意型健康診断 / バイオマーカー / 介入方法開発 / 疾病予防 |
研究成果の概要 |
次の3つの検証を実施した。1.自覚的疲労度と疾患(肝臓疾患・代謝内分泌疾患等)の関連を大規模集団で検証し、2.自覚的疲労度と細胞外小胞マーカーの関連を数百人規模で明らかにし、3.大規模集団で実施可能な疾患予防のための介入方法を開発及び検証した。結果、3000名近い対象の疲労度と疾患の関連を明らかにすることができた。細胞外小胞マーカーに関しては一般サンプルの疲労得点との単相関は認められなかったが、疲労は年代・性別の影響が大きいので、それらを考慮した解析を実施する。生活習慣を中心としたプログラムはうつ病から復職する対象者で効果があり、一般サンプルにも応用可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
疲労を疾患の1つととらえ、独自に開発したバイオマーカーを用いた研究成果となった。今後更に発展させることで、疲労のバイオマーカーにより一般労働者等の疲労度を客観的に表すことが可能になるかもしれない。また、生活習慣等を用いたアプローチを導入することで疲労回復可能なプログラム開発を任意型健康診断の場で実施可能となるかもしれない。
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