研究課題/領域番号 |
17K01838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
岡田 恭司 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (10185431)
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研究分担者 |
木元 稔 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40759586)
齊藤 明 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (90591751)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタボリック症候群 / 運動 / 運動療法 / マイクロアレイ / 脂肪肝 / 脂質 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
7週齡の雄C57BL/6Jマウス32匹を普通餌で30週齡まで観察し、30週齢より脂肪分を14%含有する高脂肪食による肥育を6週行い、36週の時点でIPGTTを実施し、全マウスで軽~中等度の耐糖能異状を確認した。36週よりマウスを高脂肪食で運動負荷を行うA群、普通餌で運動負荷を行うB群、普通餌で運動なしのC群、高脂肪食で運動なしのD群の4群に無作為に分け、44週まで観察した。44週のIPGTTではB群とC群では改善が認められた。B群とC群の間では有意な差は見られなかった。マイクロアレイでは、A群とD群でTraj37, Tcrg-V4などTcellを介する炎症系の遺伝子の有意な発現が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中高年ではメタボリック症候群が多く、その対処法は喫緊の問題である。メタボリック症候群では運動療法の有効性が述べられているが、その遺伝子学的効果は不明の点が多く、特にメタボリック症候群の多い中高年では動物実験はいまだに行われていない。そこで中高年マウスを対象に軽~中等度の耐糖能異常マウスを作成し、運動の夜効果を遺伝子学的に検討した。その結果、運動を行うことにより、耐糖能異常の改善とT細胞を介する炎症反応が抑制されることが明らかとなった。
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