研究課題/領域番号 |
17K01847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
上田 修司 神戸大学, 農学研究科, 助教 (50379400)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 筋肉 / ヒートショック蛋白質 / BIOID2 / 老化 / 運動 / 健康機能性食品 / BioID2 / HSPBs / 国際情報交換 / 動物性食品 / 健康食品成分 / BirA / BioID / RhoA |
研究成果の概要 |
本課題では、大腸菌ビオチン修飾酵素のビオチンリガーゼ変異体(BirA)を用いたBioID酵素標識法技術を基盤に、ヒートショック蛋白質(HSPBs)を介した筋肉増減に関わる重要分子の探索を行った。その結果、小胞体ストレスによる筋萎縮の抑制に有益なHSPBsの細胞保護機能に関する複数の分子の同定に成功し、筋細胞の小胞体ストレス応答において、Polo like kinase2(PLK2)/HSPB5経路を介した細胞ストレス保護機能の存在が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者では、筋力及び筋肉量が低下し、持続的な運動負荷により改善が期待される。しかし、高齢者の効果的な筋萎縮予防の実践には、過度な運動負荷による身体への負担が懸念される。本研究では、HSPBsに着目し、筋萎縮の抑制に効果的なHSPBsの機能を明らかにした。今後、HSPBsの発現増加に着目した栄養成分を探索することで、過度な運動負荷に頼らない予防法の考案に繋がることが期待される。
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