研究課題/領域番号 |
17K01856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
竹島 伸生 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00137126)
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研究分担者 |
楠 正暢 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (20282238)
藤田 英二 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (50506300)
小濱 剛 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (90295577)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ADL評価 / 虚弱高齢者 / オプティカルセンシング技術 / キネクトセンサー / 起居動作 / マーチテスト / 老化 / リハビリテーション / 高齢者 / 自立度評価 / オプティカルセンサー / キネクト / ADL / 機能的自立度評価 |
研究成果の概要 |
オプティカルセンシング技術を用いたADLの客観的指標について,起居動作とマーチテストから要介護者と自立者との動作の違いを検討し,ROC解析を用いて要介護者のスクリーニングテストの有効性を試み,その有用性を示した。その診断の精度は70%程度とみられ,さらに指標の追加や多変量による解析などによる検討が今後必要とみられた。しかし,虚弱者が急増すると見込まれる中,起居動作を1回行うことでADLまたは機能的自立度評価が可能となり,本テストは介護度判定においてもスクリーニングとして有効なものとみられた。大量のデータを一度に解析するにはプログラムに修正が必要であり,さらに検討を続けることが求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者の健康づくりと自立維持が叫ばれ、介護の有無などを評価する日常生活動作の評価は、アンケート調査や主観的な評価尺度により行われることが多い。これらの方法は安価であり、使用が容易であるというメリットが大きいが客観的指標としての妥当性からみれば問題が残る。本研究の目的は,オプティカルセンシング技術を用いた高齢者の介護予防スクリーニングシステムを構築することであった。一指標のみで診断精度が70%程度とみられ,さらに指標の追加や多変量による解析などの検討も今後必要であるが,簡単な動作を1回行うことでADL評価,自立度評価が可能とみられ,介護度判定においてもスクリーニングとして有効なものと推奨される。
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