研究課題/領域番号 |
17K01859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 藤田医科大学 (2018-2019) 京都府立医科大学 (2017) |
研究代表者 |
佐藤 貴彦 藤田医科大学, 医学部, 講師 (30570775)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エクソソーム / 骨格筋幹細胞 / 細胞外小胞 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
エクソソーム小胞と共培養した骨格筋幹細胞を用いて、網羅的遺伝子発現解析を行い、その結果血清中エクソソーム添加により筋分化抑制を示した骨格筋細胞中で、顕著に発現変化する遺伝子群を同定できた。その中でTceal7遺伝子に注目した。骨格筋細胞におけるTceal7の機能は全く報告がないがその発現は非常に特徴的であり、①筋分化と共に発現上昇する遺伝子で、②胚発生時にはその発現は体節中の骨格筋前駆細胞中に認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨格筋研究において老化時の影響を調査したものは数多く存在するが、幹細胞という点から研究を進めているものは実は曖昧なものが多い。加齢による転写後の遺伝子発現制御機構、そしてエクソソーム小胞をはじめとする細胞間相互作用による関係を知る事により、骨格筋幹細胞から骨格筋分化を決定する機構の全体像、組織幹細胞の未分化性維持の為の機構解明、そして骨格筋再生時の分子機構解明に役立つと考えている。
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