研究課題/領域番号 |
17K01866
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
加園 恵三 城西大学, 薬学部, 教授 (90177387)
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研究分担者 |
加藤 勇太 城西大学, 薬学部, 助教 (20792170)
竹之内 康広 川崎医科大学, 医学部, 助教 (30582233)
大竹 一男 城西大学, 薬学部, 准教授 (50337482)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 認知症 / 軽度認知障害 / 認知機能検査 / 微量栄養素 / 高齢者 / HDS-R / MMSE / ADAS-Jcog / 改定長谷川式 / アルツハイマー型認知症 / 認知機能 / 認知機能低下予防 / 改定長谷川式簡易認知スケール / 長谷川式 / ADAS-jcog / 糖尿病 / BDHQ / 低栄養 |
研究成果の概要 |
高齢者に不足しがちな微量栄養素の補充による認知機能低下予防効果の検討 1.認知機能低下早期発見にADAS-Jcogは有用である:よく用いられているHDS-RおよびMMSEと比較して、ADAS-Jcogは年齢との相関が高く、認知機能低下の早期発見に役立つ可能性が高いと考えられた。2.微量栄養素補充による認知機能低下予防効果が期待できる:男性のテゾン群は、コントロール群と比較して、HDS-RおよびADAS-Jcogによる認知機能検査における低下が有意に抑制された。一方、女性では両群に有意差を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は、2007年に65歳以上の高齢者人口が全体の21%を超え、超高齢社会に突入した。高齢者の増加に伴い、認知症患者数も増加の一途をたどっている。増加する認知症への対策として、認知症の前駆段階である軽度認知障害、あるいはそれ以前の段階で感知し、かつ、認知障害が進行しないための支援方法の確立は重要課題である。今回私どもは認知症の早期発見に、ADAS-Jcogが有用であること、また、高齢者に不足しがちな微量栄養素の補充による認知機能低下予防効果が期待できることを報告した。
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