研究課題/領域番号 |
17K01890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
松嵜 洋子 千葉大学, 教育学部, 教授 (90331511)
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研究分担者 |
無藤 隆 白梅学園大学, 子ども学研究科, 教授(移行) (40111562)
石沢 順子 白百合女子大学, 人間総合学部, 准教授 (40310445)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 幼児初期 / 身体活動 / 身体活動量 / 基本動作 / 保育環境 / 保育内容 / 指導方法 / 遊び / 運動発達 / 身体活動の経験差 / 運動 / 発達 |
研究成果の概要 |
本研究は、幼児初期にあたる1,2歳児の移動的動作・平衡的動作の発達と保育環境や内容、指導方法との関連を明らかにすることを目的とした。保育所での身体活動量と基本動作、保育環境・指導方法を調査した。 その結果、幼児初期においても歩数や中・強度活動時間(MVPA)など身体活動量の性差・個人差が出現する傾向がみられた。基本動作習得においても差がみられ、平衡系動作は軽強度活動時間(LPA)と関連していた。保育内容や方法は、基本動作の獲得に影響を与えていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、幼児初期の子どもの基本動作獲得と保育環境、指導方法の関連に着目し、発達を促す保育を明らかにした。幼児初期の幼児が多様な身体活動を経験できるようにバランスを取る動作を含む保育内容や待ち時間が少ない活動など、保育者が工夫することが必要であることが示唆された。これらの結果は、幼児の運動発達を促すための保育カリキュラムの開発に寄与すると考えられる。
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