研究課題/領域番号 |
17K01906
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
|
研究機関 | 神戸女子大学 (2020-2021) 鹿児島大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
齋藤 美保子 神戸女子大学, 文学部, 教授 (20551708)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 貧困 / 子どもの貧困 / 子ども食堂 / ボランティア / 世代間交流 / コミュニティ / ケアリング / 地域貢献 / コロナ禍 / 食品ロス / フードパントリー / こども食堂 / 連携 / 連携・協議会 / 食育 |
研究成果の概要 |
2016年に子どもの貧困率が全国平均13.8%のところ鹿児島県では20.6%という全国でワースト3位が新聞報道され、「子どもの貧困」への認識が浸透していった。その受け皿としての「子ども食堂」であった。その後、行政・企業・社会福祉協議会・生協・教育委員会など、多様な方々からの支援も含め、子ども食堂は、よい食事バランスの提供や学習支援と結びつき、生活困窮者への支援のほか、理論的な研究業績としては、経済的支援・ボランティア育成・世代間交流・ケアリングのほか地域のコミュニティの役割を担っている。コロナ禍にあっても支援は続けられ、フードパントリー・食品ロスなど課題解決にも子ども食堂の役割は大きい。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ボランティアの意識調査の分析・まとめに関して『森の玉里子ども食堂奮闘記』を出版し、行政・企業・社会福祉協議会・生協・教育委員会などの連携が行われ、県として子ども食堂への予算が付与された。理論的な研究業績としては、『子ども食堂における身近な自然体験活動の実践』『鹿児島県における子ども食堂のとりくみ』という論文と報告書を提出した。『鹿児島の子どもの貧困と子ども食堂の役割』を掲載し、広く子ども食堂の意義と役割を明示した。しかし、コロナ禍にあって、子ども食堂は休店を余儀なくされ、「子ども食堂と食品ロス」を大学研究紀要に掲載し、「ケアリングとしての子ども食堂」として、三学社から出版。
|