研究課題/領域番号 |
17K01912
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
夏秋 英房 國學院大學, 人間開発学部, 教授 (30237573)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 地域教育・保育支援プラットフォーム / 子どもの成育環境 / 支援ネットワークの形成 / 障がい者の地域生活支援 / 園・学校と地域・行政の連携 / 子どもの生活体験と運動能力 / 地域文化の継承と創造 / 地域コーディネーター / 教育・保育支援プラットフォーム / 子どもの成育環境形成 / 障害者の地域生活支援 / 子どもの生活体験と運動能力などの向上 / 地域の文化の継承と創造 / 地域の伝統芸能の継承過程 / 子育て支援ネットワークの形成 / 園・学校と地域・行政の連係 / 子供の生活体験と運動能力の向上 / 多文化共生 / 子供の成育環境形成 / 親子をめぐる社会的ネットワーク形成 / 地域住民による学習活動 / 地域教育の展開 / 園・学校と行政が連携した支援体制の組織化 / 子供の特別なニーズへの支援 / 成育環境 |
研究成果の概要 |
私たちは、子供の成育に関わるパーソナルな支援活動を支える地域共通の土台を、「教育・保育支援プラットフォーム」と名付けた。そしてそのプラットフォームがどのように構築され、その過程にどのような課題があるのかを明らかにしようとした。 自治体には教育・保育・福祉・医療の制度と専門職の組織などがそなえられ、町内会やNPO、文化活動団体、そしてコミュニティ・スクールなどはこれらと連携する。その際、当事者と支援者がいっしょに学習の場をつくりあげる共同創造モデルのアイデアが全体の展望を与えてくれる。そこでは、共同の学習をコーディネートする役を担う人びとの役割が大切である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
私たちは、さまざまな特性をもつ地域社会を再編しようとしている。そのとき鍵をにぎるのは、人びとが課題を共有し学び合う場をつくることであり、また学びの成果を社会の変革に活かそうとすることである。そこでは子どもも障がい者も住民も支援を受ける対象というだけではなく、学びをとおして社会に参画する主体であり、地域の文化を創造する人なのである。人びとが対等な関係をむすび共同して学ぶ場をプラットフォームと呼び、そのような場を構成し、人びとのつながりをコーディネートする役割を担う人を養成することが子育て支援においても、そのほかの地域課題においても最も求められていることである。
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