研究課題/領域番号 |
17K01936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 中央大学 (2020-2021) 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 (2017-2019) |
研究代表者 |
高橋 聡美 中央大学, 人文科学研究所, 客員研究員 (00438095)
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研究分担者 |
佐藤 利憲 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (10583031)
小室 葉月 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 講師 (50782249)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | グリーフ / 遺児 / グリーフプログラム / 自死 / 自殺 / トラウマ / covid-19 / 死別 / 父子家庭 / 新型コロナ感染症 / コロナ禍 / 子ども / レジリエンス / 子どものグリーフ / 死別体験 / グリーフサポート / 死因 |
研究成果の概要 |
死別体験の中でも事故・災害・自殺などで親を亡くした子どもはトラウマを抱えることがある。トラウマに対するケアは医療機関・保健所・児童相談所などと連携が必要である。 covid-19の感染拡大により、グリーフプログラムをリモートでの開催を試みた。経済的な問題によりICT環境の整っていない家族の参加が制限を受けた。 この2年で若い女性の自殺が増え、未就学児が母親を亡くすケースが増えた。従来、遺児支援は母子家庭を中心としたものが行われてきたが、今後は父子家庭への支援も視野に入れることが課題と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を行うにあたり全国に遺児支援のプロフラムの場を作った。欧米と比べ子どものグリーフプログラムの場が非常に少ないことは我が国の課題であるが、ガイドラインを作成するなどし場づくりの素地を作ることができた。 こまでグリーフプロフラムは死因別、対象別には行われておらず、今後はこれらの特異性を考慮したプログラムが必要であることが示唆された。とりわけ、自死・事故・災害などトラウマを抱えるグリーフに対しては他機関との連携が重要視され、グリーフプログラムの担う役割・位置づけを再認識することに寄与した。
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