研究課題/領域番号 |
17K01939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
石川 敦子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線影響研究部, 主任技術員(任常) (30443063)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 放射線発 / 発がん / 遺伝子変異 / 次世代シークエンサー / 放射線 / 子ども |
研究成果の概要 |
本研究では、被ばく時年齢に依存した遺伝子変異パターンの全容と発がんのメカニズムの全体像を明らかにする事を目的として、ヒト急性T細胞性白血病のモデルマウスを用いて、照射時年齢の異なるマウスに発症した胸腺リンパ腫の次世代シークエンサーを用いたエクソーム解析及びDNAメチル化解析を行った。解析の結果、被ばく時年齢特異的な遺伝子変異、ゲノム・エピゲノム異常を持つ遺伝子を網羅的に同定し、それらが関与する遺伝子ネットワークの候補を同定した。これらの結果は、被ばく時年齢の違いにより関与する発がんメカニズムが異なることを示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モデルマウスを用いた放射線被ばく時年齢に依存した遺伝子変異、ゲノム・エピゲノム異常および発がんメカニズムを明らかにすることで、放射線被ばくによる発がんリスクの評価やリスクの低減法などの提案が可能になると考えられる。
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