研究課題/領域番号 |
17K01940
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
橋本 誠 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (90292094)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 光アフィニティーラベル / 機能解析 / 生理活性物質 / 生理活性発現 / 構造活性相関 / 機能分子解析 / ジアジリン / 機能解析 / |
研究成果の概要 |
生理活性物質機能解析法の一つである光アフィニティーラベルにおいてラベル後の検出の為タグを導入する必要があるが、母核構造 に大 きな化学修飾を施した場合親和性等への影響が心配される。近年photoaffinity label 後にタグを導入するポストファンクショナル法がよく利用されているが、 1種類の検出 タグの利用するにとどまっているため複数タグ導入可能な骨格が有用と考えた。光照射側鎖切断可能であ ることを明らかとしたα-アミノフェニルケトン骨格中の選択的切断の達成に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光アフィニティーラベルは「合成した生理活性物質誘導体は光照射まで標的生体高分子に対し元となる生理活性物質とほぼ同様な挙動を示し、通常の生化学的手法により取り扱いができる」事が利点であり幅広く利用されている。その一方「生理活性物質骨格に光反応性基ならびにラベル後解析の目印となるタグを導入する必要があり、生体高分子との親和性に影響を及ぼす可能性がある」事が問題として挙げられる。申請者をはじめ国内外の多くの研究者が、生理活性物質の誘導体化時の構造変化を最小限にとどめ、光照射後に解析用タグを有機化学的手法により導入する方法の確立に成功し、生理活性物質の機能解析の効率化に成功した。
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