研究課題/領域番号 |
17K01953
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
|
研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
臼杵 豊展 上智大学, 理工学部, 准教授 (50514535)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | エラスチン / desmosine / デスモシン / 抗原 / 環状ペプチド / 有機化学 / 生体分子 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
弾性線維エラスチンは、desmosine類を中心とする架橋構造をもつが、その周辺の構造は未解明である。応募者は、クロスカップリング反応およびChichibabinピリジニウム合成に基づく有機合成化学的手法により、エラスチン架橋アミノ酸desmosine類の最初の全合成を達成している。 本研究では、確立した合成法を基盤として、これまでの研究で推定されているエラスチン架橋部位の環状ペプチド型desmosine類の合成を達成した。また、isodesmosineの抗原の作製にも成功し、抗体調製も推進した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の遂行によって、エラスチンの分解をともなうCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や動脈瘤、皮膚疾患などの疾患に対するバイオマーカー診断法の確立へつながる。
|