研究課題/領域番号 |
17K01956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
淺沼 三和子 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 技師 (70381598)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 質量分析 / 標的タンパク質 / 蛍光 / 標識 / ケミカルバイオロジー / LC-MS / 標的タンパク質同定 / 蛍光標識 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
今までに、生物活性化合物の標的タンパク質選択的にNBD蛍光基を結合させる蛍光アフィニティー標識法を用いてNBD標識されたタンパク質を質量分析で同定することは可能であったが、NBD修飾部位を明らかにするべくNBD標識ペプチドの同定は容易でなかった。本研究では、NBD修飾部位同定を目的とし、光照射によりNBD標識ペプチドからNBD蛍光基が脱離する現象に着目したNBD標識ペプチド選択的な液体クロマトグラフィー質量分析法の確立と、分析に供する試料調製法の確立を目指した。結果、NBD標識ペプチドの回収法を確立し、NBD標識ペプチドの検出およびNBD修飾部位の同定に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、NBD標識されたタンパク質のNBD修飾部位を同定することが可能となった。今後、未だ作用機序の解明されていない様々な生物活性物質に本手法を活用することで、生物活性化合物の標的タンパク質や周辺タンパク質の探索が進み、医薬品開発や分子生物学的分野への展開が期待される。
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