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下側頭葉視覚連合野における階層的情報表現の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K01995
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 脳計測科学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

内田 豪  国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 専門職研究員 (50321732)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード下側頭葉視覚連合野 / 顔 / 分類 / 同定 / 視覚情報表現 / L1正則化ロジスティック回帰 / 機能コラム / 脳・神経
研究成果の概要

物体の視覚的認識には、提示された物体像が属するカテゴリーを判定する分類と、物体像がある特定の物体と同一か否かを判定する同定がある。下側頭葉視覚連合野(IT野)は物体像の視覚的認識に不可欠な領野である。IT野には顔に選好的に応答する顔細胞がある。本研究では顔細胞が顔の分類と顔による個体識別に十分な情報を表現しているか否かを調べた。その結果、顔細胞のみならず、顔よりも顔以外の物体像により強く応じる非顔細胞も情報表現に寄与していることが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来、顔の視覚情報処理は顔細胞のみで行われていると考えられていた。これは、顔細胞のみを調べて出てきた考えである。しかし、IT野には非顔細胞も存在する。本研究の意義は、非顔細胞も調べ、非顔細胞も顔の視覚情報処理に寄与すること、また非顔細胞が寄与する場合の方がより効率的な情報処理が可能であることを示したことにある。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 顔と顔以外の分類および顔による個体の識別に必要なサル下側頭葉視覚連合野の神経集団の違い2019

    • 著者名/発表者名
      楡井優子、内田豪、谷藤学
    • 学会等名
      第42回日本神経科学大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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