研究課題/領域番号 |
17K02035
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
渡辺 靖 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (70317311)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 白人 / ナショナリズム / アメリカ / 米国 / 社会 / フィールドワーク / 極右 / オルトライト / アメリカ合衆国 |
研究成果の概要 |
2020年5月に米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察に圧迫死させられる事件が起き、それを契機に、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が米国内外で広がった。本研究は米国の白人ナショナリズムの歴史と現状について、主に実際の関係者へのヒアリングを通して、解明することを試みた。その成果は『白人ナショナリズム』(中公新書)として2020年5月に刊行した。ちょうどジョージ・フロイド事件と重なったこともあり、多くのメディアなどで取り上げられた。少しでも研究成果が社会に還元できたのではと思っている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は米国の白人ナショナリズムの歴史と現状について、主に実際の関係者へのヒアリングを通して、解明することを試みた。その成果は『白人ナショナリズム』(中公新書)として2020年5月に刊行した。ちょうどジョージ・フロイド事件(2020年5月)と重なったこともあり、多くのメディアなどで取り上げられた。少しでも研究成果が社会に還元できたのではと思っている。また、白人ナショナリストへのフィールドワーク自体、世界的にも数少ない。加えて、アメリカのみならず、ヨーロッパやオーストラリアなどでも共通した現象であることから、人種主義やナショナリズムに関する理論研究にも貢献できたと思う。
|