研究課題/領域番号 |
17K02039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 多摩美術大学 |
研究代表者 |
深津 裕子 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (20443145)
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研究分担者 |
川井 由夏 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (70407815)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 西表島 / 手工芸 / サスティナブル / デザイン / テキスタイル / 手わざ / 琉球糸芭蕉 / 持続可能 / 芭蕉 / 衣文化 / エコツーリズム / ものづくり / サスティナブルデザイン / 染織資源 / 植物資源 / 文化資源 / サステナブルデザイン / 利活用 / 伝統工芸品 |
研究成果の概要 |
西表島の再生可能な植物資源と衣文化資源を島のエコツーリズムにおいて再活用するために、衣類および生活雑貨の持続可能なデザインのモデル形成を目的とした。西表島の在来の植物資源、島民が継承してきた文化資源である手わざ(工芸技術)、植物由来の生活用具(工芸資料)の活用実態を把握し、現代社会の消費者志向や流行を踏まえ、琉球糸芭蕉をまるごと利活用したサスティナブルなプロダクトデザイン提案をした。これにより沖縄の環境保全およびエコツーリズム推進等の先端的な活動に文化資源の再活用を提案し、次世代型の観光産業のあり方、自然と人が共生する地域社会に根ざした持続可能な生活文化のあり方を問いかけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
西表島の再生可能な植物資源と島民により継承されてきた衣文化資源を島のエコツーリズムにおいて再活用するためのデザインのモデル形成を行い、琉球糸芭蕉をまるごと利活用する方法、日常生活の中で植物と共生し心地よさを喚起させるようなプロダクトデザインを提案した。西表島の地域文化と自然の固有性を重視しながら、観光資源として活用できるようなものづくりシステムづくりは、地域文化の継承と活用にもつながり、我が国の持続可能な社会に向けた新たな資源活用の提案となるだろう。
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