研究課題/領域番号 |
17K02084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
山下 英愛 文教大学, 文学部, 教授 (80536235)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 北朝鮮 / ドラマ / 女性 / テレビ / ジェンダー / 金正恩政権 / 国家家父長制 / 映画 / 北朝鮮社会 / 家父長制 / 文化 |
研究成果の概要 |
この研究では、北朝鮮のドラマとジェンダーについての基礎的な研究を行うことに注力した。成果は以下の通りである。 ①北朝鮮におけるテレビの導入過程に関する歴史を明らかにしようと試みた。また、北朝鮮におけるテレビドラマと映画の社会的機能や役割上の違いについて考察した。②韓国における北朝鮮女性研究の歴史と特徴を整理した。さらに、ドラマや映画などの映像作品を使った既存研究を調べ、概要を把握した。③収集したドラマと映画のうち、数本についてジェンダー分析を試みた。④北朝鮮を含めて、コリアのジェンダーに関する研究を活性化するための研究会をスタートさせた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義は以下の通りである。①北朝鮮におけるドラマや映画は、人民を教化するための手段である。それらの映像を分析することで体制側の意図を読み取り、その変化を把握することができる。また映像を通して北朝鮮の人々の生活や習慣などもある程度理解することが可能である。②日本における北朝鮮研究では人々の生活や習慣など文化に関する研究が手薄であった。本研究を通して多面的な理解を促すことができる。
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