研究課題/領域番号 |
17K02093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
戸田 真紀子 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40248183)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ジェンダー / 家父長制社会 / クオータ制 / 女性議員 / 女性の政治参加 / 日本 / アフリカ / 女性議員比率 / ジェンダー平等 |
研究成果の概要 |
ルワンダは、家父長制社会にもかかわらず、女性議員を増やすことに成功した国である。ルワンダ人研究者と国際共同研究を行い、伝統的な家父長制社会であるルワンダにおいて、クオータ制導入による女性議員の増加が社会に影響を与えることを確認し、日本との比較により、リーダーシップと女性の連帯が女性議員の増加と社会の価値観の変化に大きく寄与していることを明らかにした。日本の学会で共同報告をし、共著で論文も執筆し、研究成果を公表している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ルワンダという伝統的な家父長制社会において、クオータ制導入による女性議員の増加が社会に与える影響を調査し、社会の価値観に変化を与えるメカニズムを明らかにすることによって、戦前から女性解放運動がありながら、未だに家父長制社会が制度的にも肯定され、家制度が温存され、女性議員比率が低迷している日本において女性議員を増やすために必要な要因を明らかにすることができた。
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