研究課題/領域番号 |
17K02096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 京都芸術大学 |
研究代表者 |
小勝 禮子 京都芸術大学, 芸術学部, 非常勤講師 (80370865)
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研究分担者 |
北原 恵 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30340904)
金 惠信 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 教授 (30448948)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アジア現代美術 / 女性美術家 / ジェンダー / 歴史 / 境界 / 地域 / アジア女性美術 / 身体・表現・メディア / 芸術諸学 / 美術史 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、アジア各国で活躍する近現代の女性アーティストの文献収集と本人の作品調査・聞き取り調査を重ねて、データを収集し、それをまとめたデータベースを作成し、世界中誰でも閲覧・利用できるウェブサイト「アジアの女性アーティスト:ジェンダー、歴史、境界」を作成することである(日英)。女性アーティストのデータベースの他、報告者のこれまでの研究業績と活動、研究分担者や協力者らとの共同研究の成果(論文のPDF等)、アートとジェンダーに関する文献などを総攬できるサイトとして、一般公開した。2021年3月時点の総登録者数77件(うちグループ4件)。https://asianw-art.com/
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジアの女性アーティストの作品調査とまとめを通して、近現代東アジア圏における美術をジェンダーと「境界」という視点から捉え直した。アジア・女性・歴史のファクターが出会ったことで生まれる芸術の意味を、これまでの伝統的な男性中心の芸術史から解放し、記述し直すことを目指した。 歴史的には、第二次世界大戦後のアジア諸国の独立をめぐる戦争や社会体制の変化の中で生まれてきた女性の美術表現の相関関係、社会や美術界の中の境界(マ-ジナル)に位置する女性アーティスト間のネットワークの構築とエンパワーメントについての調査とジェンダー分析をおこなった。
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