研究課題/領域番号 |
17K02120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 北海商科大学 |
研究代表者 |
橋元 理恵 北海商科大学, 商学部, 教授 (50434791)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 北海道スイーツ / 競争優位性 / 地域外需要 / ブランド化 / 地域優位性 / 競争力 / 上位集中度 / 出店戦略 / 経営戦略 / 特化比率 / 集中度 / トップクラス企業 / 成長と維持 / 観光マーケティング / 観光資源 |
研究成果の概要 |
本研究では、お土産品としての北海道スイーツの商品特性に着目しその優位性と競争基盤を解明することを目的としている。北海道スイーツは売上高上位企業の集中度が高いこと、特定の品目で地域優位性とブランド化は一定の水準にあるが、全国の出荷金額1位のスイーツとの比較では地域優位性とブランド化は優位とはいえないことが示された。それらの理由として従来北海道スイーツは北海道内を中心に販売を展開していたこと、北海道産の質の良い豊富な原材料によるものづくりがなされてきたため付加価値を高めブランド化への意欲が希薄であったことが考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
北海道は日本で人気の観光地であり北海道土産としての北海道スイーツも評価が高い。お土産品は観光客の吸引に大きな影響力を持つ観光アメニティのひとつであるにも関わらず、観光客に支持されるお土産品の商品特性に着目した既存研究は多くなされてはいない。 本研究では、北海道スイーツの競争力や優位性について、地域優位性やブランド化について品目別に分析をした。その結果、北海道スイーツの品目における地域外需要(北海道外の需要)とブランド化で大きな違いを明らかにした。北海道スイーツの地域外需要の特徴、およびブランド化に向けての販路開拓、高付加価値商品の開発、品質の訴求等マーケティング要素の必要性について考察した。
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