研究課題/領域番号 |
17K02121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
大西 律子 目白大学, 社会学部, 教授 (50337630)
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研究分担者 |
富澤 浩樹 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (60348315)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 観光まちづくり / 観光まちづくり学習 / 人材育成 / ワークショップ設計 / 定性調査 / まちづくり実践知 / ヒアリング / 観光情報 / 担い手育成 / ワークショップ / ケーススタディ / テキスト作成 / 観光まちづくり情報 / 観光まちづくり実践知 / テキスト開発 / デジタルアーカイブ / 実践者育成 / 人材養成 / 着地型観光 / オーラルヒストリー / ワークショップ実践者 / 実践知 / インタビュー調査 / 観光情報アーカイブ / ファシリテーター |
研究成果の概要 |
本研究は、観光まちづくりの現場で常態化しつつある「担い手不足」の解消への貢献を最終目標として、観光まちづくりの担い手育成に有用とされるワークショップ(以下、「WS」と呼ぶ)の設計から運用までをトータルに差配できるWS実践者に着眼し、その「実践知」の質的・探索的調査(ヒアリング、ケーススタディ)を通じて、WS実践者の育成に資する総合的知見を導出し、1)WSの設計・運用の基本指針、2)WSの設計・運用の協議手順、3)WSに活用可能な学習課題の設定・運用についての基本的考え方(基準)、から成るプログラムの包括的検討を行い、上記3点を地域の現場で実装し、その評価を行った上で、精緻化を試みている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、〈観光/まちづくり領域〉でのWSに関する研究には一定の蓄積はあるものの、主に、「まちづくりの計画策定プロセスにおけるWSの導入実態や課題」、「まちづくりにおける住民参加及び合意形成手法としてのWSの有用性」等に焦点が当てられてきている。本研究では、従来の研究蓄積を踏まえながら、観光まちづくり学習WSを効果的に差配できる「実践者」の育成に有用な方策のあり方を主題としている点において、これまでにない学術的意義を有する。加えて、本研究が、今後、より一層、観光まちづくりの人材育成において導入が期待されるWSを、適切に設計・運用し得る人材の供給を目指している点において社会的意義も大きい。
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