研究課題/領域番号 |
17K02123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 成城大学 (2019) 亜細亜大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
中川 正悦郎 成城大学, 経済学部, 准教授 (20755839)
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研究分担者 |
川又 啓子 青山学院大学, 総合文化政策学部, 教授 (00306854)
田嶋 規雄 拓殖大学, 商学部, 教授 (20328008)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | インバウンド / クールジャパン / ジャパニーズ・ポップ・カルチャー / コンテンツツーリズム / 消費者情報探索 / マーケティング / 旅行者情報探索行動 / 消費者行動 / 観光学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、欧州の潜在的旅行者が日本のポップカルチャー(JPC)に対して情報探索をする際に、どのような情報源の利用パターンが見られ、そのパターンはどのような要因により規定されるかを明らかにすることである。英独仏の潜在的旅行者を対象とする複数回の調査の結果から、JPCに対する情報探索では、オフラインの情報源よりも、オンラインの情報源が活発に利用される傾向が示され、またオフラインの情報源の中ではJPC関連のイベントが重要な役割を果たしていることが示された。また、各情報源の利用を規定する要因に関しては、各情報源の情報の質に関する評価が重要な影響を及ぼしていることが明らかにされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、訪日動機の1つである日本のポップカルチャー(JPC)に対する潜在的旅行者の情報探索行動の実態とその規定要因を明らかにすることにより、JPCを活用した効果的な訪日インバウンドプロモーションについて示唆を示せたことである。本研究の学術的意義は、潜在的旅行者のJPCに対する情報探索行動の実態を明らかにすることで、消費者の情報探索行動の新たな側面に関する知見を提供できたことである。また、本研究の実践的意義は、調査結果に基づいて、JPCを活用した訪日インバウンドプロモーションにおける効果的なメディア活用のあり方について具体的示唆を提供できたことである。
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