研究課題/領域番号 |
17K02124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 桜美林大学 |
研究代表者 |
五十嵐 元一 桜美林大学, ビジネスマネジメント学群, 教授 (00347808)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | ホスピタリティ・マネジメント / ホスピタリティ産業 / イノベーション / 生産性 / 顧客 / マネジメント / 企業行動 / 実証研究 / 働き方改革 / フレームワーク / アンケート / 事例研究 / インタビュー / 経営戦略 / 組織 / リーダーシップ / モチベーション / 人材 / 働き方 / ICT / 観光学 / 観光産業 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ホスピタリティ産業の顧客の創造と生産性の向上に資するイノベーションのための企業行動のモデルの提示を試みた。先行研究のレビューや国際会議の参加を通じて仮説を構築し、その一般化や外的妥当性を高めるために、国内の宿泊・飲食業に対するインタビューにより事例研究を行った。それらを踏まえて、顧客満足度の高い企業、サービスに関する受賞企業やランキング企業と、ホスピタリティ産業関連諸団体に加盟する企業に対して定量的なアンケート調査を実施した。その差異分析による仮説の検証を通じて提示した企業行動のモデルは、生産性重視、エンゲージメント強化、顧客志向がフレームワークとなる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
宿泊業や飲食業などのホスピタリティ産業は、女性の活躍推進、少子高齢化、国際化などの現代社会の雇用環境に即対応できる産業でもある。しかしながら、これらの産業では、離職率が極めて高く、製造業と比較して生産性も低いことが問題となっている。我が国のホスピタリティ産業における経営戦略、マーケティング、人的資源管理などの総合的な観点からのイノベーション研究の蓄積が少ない中で、学術的な対応も急務である。ホスピタリティ産業の顧客創造、人と組織の生産性向上に資することを目的に、イノベーションに関する企業行動のモデルの構築を目指した本研究は、当該産業の発展に寄与するものと考える。
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