研究課題/領域番号 |
17K02133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 浜松学院大学 (2019-2022) 立教大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
鄭 玉姫 浜松学院大学, 現代コミュニケーション学部, 准教授 (80742163)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 都市移住者 / 地域コニュニティ / 済州島 / 地域コミュニティ / 観光業 / 移住者 / 空間構造 / フィールドワーク / 地域振興 |
研究成果の概要 |
従来の農村地域の観光地化は産業構造や集落景観、人口構成の変化等で議論されてきたが、農村地域の観光地化を考える際に、地域コミュニティとしての地元住民と移住者の役割もまた看過できない。都市移住者による地域のあり方が変わりつつある。 本研究では、地元住民と移住者からなる地域コミュニティに注目しながら伝統的な農村地域が観光地へと変容していく過程を究明してきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光が発展している地域において、地域社会は移住者を新しいコミュニティの一員として束ねることができておらず、個人的な付き合いのみが行われている状況であった。これは、やはり観光が発展している地域なので、移住者は地元住民に移住先での生活環境への助言を求めないこと、地域コミュニティとは異なる観光に取り組む彼らの活動があることが指摘できる。 研究課題の成果は、集落共同体の多様なあり方を確認したとし、都市移住者の存在から集落共同体のあり方、その論点を提示するものになったと言える。
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