研究課題/領域番号 |
17K02137
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
Don Maybin 湘南工科大学, 工学部, 教授 (60269644)
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研究分担者 |
牧 紀子 湘南工科大学, 工学部, 教授 (00333568)
ドネリ ユーケリア 湘南工科大学, 工学部, 講師 (30510193)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 多言語 / 訪日外国人 / ブレンディッドラーニング / 地域活性化 / 多言語化 / "Omotenashi" / 多言語学習 / Self-efficacy |
研究成果の概要 |
本研究では、増加する訪日外国人を地域振興につなげるための多言語による"Omotenashi"フレームワークの構築を行った。具体的には、翻訳アプリなどを介さずに、短期間で業務に必要となる異文化の理解とコミュニケーションを身に付けるための多言語化教育方法並びに必要なシステムを開発した。さらに、それらを用いた多言語化教育の実施及びその実地訓練を、多くの外国人を迎えるホテルや大型ショッピングモールの従業員を対象として実施した。特にホテルにおいては2カ月程度(実地訓練3回程度)で最低限のコミュニケーションの取り方を身に付けることが出来た。これらの成果はチリの国際学科や国内の学会にて発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語スキルの習得は主として個人の目的達成のために行われることが大きかったが、「地域振興」、「訪日観光客誘致」という観点からの多言語化の取り組み・効果の測定は行われていなかった。単なる「多言語化」、「コミュニケーション向上」という漠然としたものではなく、「異文化の相互理解を前提とした”Omotenashi”」を目的とした「地域ぐるみ」の多言語化のフレームワークとその効果を測定してきた。今後の日本の地域振興のみならず、観光産業を中心としたグローバル化として日本全国で共通する基盤として用いることが可能となるフレームワークを構築した。
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