研究課題/領域番号 |
17K02144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 千葉商科大学 |
研究代表者 |
榎戸 敬介 千葉商科大学, 政策情報学部, 教授 (60433091)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | グローバル都市 / 都市の変容 / 都市間競争 / 公共空間デザイン / 文化的消費 / 観光エンクレイブ / イベント都市 / モントリオール / エンクレイブ / 都市空間の変容 / グローバル都市間競争 / 都市デザイン / 都市観光 / 夜間経済 / 公共空間 / 中心業務地区 / Temporary Urbanism / 都市計画・デザイン / エンターテインメント・文化 / Cultural District / Urban Tourism / Urban Planning & Design / Cultural Consumption / Destination Planning / Public Space / Montreal / 観光 / 都市再生 / 土地利用計画 / エンターテインメント都市 / 都市マネジメント / 都市再開発 / 都市ガバナンス / 都市計画 / グローバルツーリズム / 都市ブランディング / 公共空間のガバナンス |
研究成果の概要 |
本研究は、文化的消費がグローバル都市の変容に重要な関わりを持つとの認識にもとづき、観光やイベントなどの文化的消費活動を包含するエンクレイブと称される都市空間の形成と計画および実態について国内外の事例調査により明らかにする。中でもカナダ・モントリオール市の都市更新プロジェクト‘Quartier des Spectacles’をエンクレイブのプロトタイプとして確認し、公共空間の再デザイン、地区のマネジメント体制、国際的なプロモーションがエンクレイブ成立の重要要件であることを明らかにする。また、文化的消費エンクレイブの形成においては、ジェントリフィケーションへの配慮が重要な課題であることを指摘する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市と観光の関係は、観光学においても都市計画学においても探求が遅れているテーマであり、特に大都市中心部と観光の関係については学術的研究が極めて少ない。本研究は、グローバル都市として分類される大都市の中心部における文化的消費エンクレイブ形成に焦点をあてることで、観光と都市計画の学際的な研究が可能であることを示す。また、グローバル都市においては都市間競争が喫緊の政策課題として位置づけられているが、本研究は、文化的消費空間としての公共空間の形態デザインだけでなく、アートやエンターテインメント体験のマネジメントの重要性を示すことで、都市間競争の政策づくりに新たな知見を提供する。
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