研究課題/領域番号 |
17K02151
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
圓田 浩二 沖縄大学, 法経学部, 教授 (10369209)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マリンツーリズム / ビーチリゾート / 観光開発 / 環境保全 / 宮古島 / フィールドワーク / 沖縄研究 / 地域研究 / 国際観光 / クルーズ船 / 地域社会 / ローカル・ルール / 観光社会学 / 社会調査 / 観光利用 |
研究成果の概要 |
本研究は、近年、観光ブームでわく沖縄の、主要な観光行動メニューであるマリンツーリズムに関する観光社会学的研究である。本研究の目的は、沖縄県宮古島におけるマリンツーリズムの現状と課題について、歴史的に、そして種目ごとに、社会学的に調査・分析することにある。宮古島は、近年観光開発が進み、「青い海と白い砂浜」を観光資源化し、観光による経済発展を遂げてきた。宮古島のマリンツーリズム関係者や観光客、地元住民、公的関係者に対するインタビュー調査と参与観察によって分析・考察し、ビーチリゾートしての発展と限界、マリンツーリズムの抱える問題点と課題を明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「青い海と白い砂浜」を観光資源化として、海外からも集客できるようなビーチリゾートを目指すために、下地島空港の再利用やクルーズ船専用のバースの建設など宮古島市が施策を講じてきた。マリンツーリズムは主に海水浴が多い。また、宮古島ではマリンメニュー以外の観光メニューの開発も難しいとわかった。さらに、増え続ける観光客に対しては、三つの問題点が見つかった。それらは「急速な国際観光化によって、地域社会はどのように変容するか?」「宮古島の国際観光化をどのように進めていくか?」、「宮古島が世界有数のビーチリゾートとして発展していくために、必要な開発と環境保護とは何か?」という問題である。
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