研究課題/領域番号 |
17K02157
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
森 一郎 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00230061)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 世界への愛 / ハイデガー / アーレント / 存在論 / 技術論 / 世代問題 / 哲学の可能性 / 技術とは何だろうか / 現代の危機 / 哲学 / 倫理学 |
研究成果の概要 |
本研究プロジェクト「「世界への愛」をめぐる存在論的探究」では、ハイデガーとアーレントの哲学的パースペクティヴに基づき、「人びととともに‐物たちのもとで‐私は世界に住まう」という根源的事実を存在論的に解明し、われわれの世界を愛することを学ぶレッスンを積むことを試みてきた。公刊した主な研究成果は、次の通り。森一郎の単著4冊:『世代問題の再燃 ハイデガー、アーレントとともに哲学する』、『現代の危機と哲学』、『ハイデガーと哲学の可能性 世界・時間・政治』、『核時代のテクノロジー論 ハイデガー『技術とは何だろうか』を読み直す』。森一郎の単独編訳書1冊:ハイデガー『技術とは何だろうか 三つの講演』。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハイデガーとアーレントとともにみずから哲学する森一郎の「世界への愛」研究プロジェクトは、この三年間、強力に推進され、二冊の書き下ろし単著『現代の危機と哲学』(2018)と『核時代のテクノロジー論』(2020)の公刊によって多大な成果を達成した。『現代の危機と哲学』は、2022年度まで継続中の放送大学講義の印刷教材であり、多くの市民に繙かれている。『核時代のテクノロジー論』は、森の単独編訳書であるハイデガー『技術とは何だろうか』の新訳文庫とともに、一般読者に歓迎されている。
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