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アドルノの亡命期間における現象学研究の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K02193
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関立命館大学

研究代表者

青柳 雅文  立命館大学, 文学部, 非常勤講師 (90469099)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードフランクフルト学派 / アドルノ / 哲学 / 現代思想 / 亡命 / ドイツ / イギリス / アメリカ / ドイツ現代哲学
研究成果の概要

フランクフルト学派を代表する思想家Th・W・アドルノの亡命期間における現象学研究を解明するため、ドイツに渡航し、「Th・W・アドルノ・アルヒーフ」を訪問した。そこでは、アドルノが期間中に書き残した未公刊草稿「フッサール・ブック」、および彼の思想形成と展開に関連する諸草稿を詳細に分析した。アルヒーフ研究員からは、当該資料の成立経緯について聞き取りをおこなった。その成果については、論文および学会発表において公表された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、これまで注目されることのなかった亡命期間のアドルノの現象学研究が解明されることから、アドルノの思想全体において亡命期間の思想と現象学研究をそれぞれ位置づけられる。そして現象学との関係という観点から、アドルノの思想の全体像を浮き彫りにすることが可能になる。そしてそれは、彼の〈非同一的なもの〉の思想を現象学研究の観点から明らかにすることができる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 個別と普遍をめぐる〈非同一的なもの〉の問題 : アドルノの現象学研究を手がかりとして2020

    • 著者名/発表者名
      青柳 雅文
    • 雑誌名

      立命館大学人文科学研究所紀要

      巻: 123 ページ: 145-172

    • DOI

      10.34382/00012976

    • NAID

      120006811720

    • ISSN
      0287-3303
    • URL

      https://ritsumei.repo.nii.ac.jp/records/12986

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] アドルノと他者経験論――現象学研究をつうじた他者概念の理解2019

    • 著者名/発表者名
      青柳 雅文
    • 雑誌名

      現象学と社会科学

      巻: 2 ページ: 47-61

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 物象化論と論理絶対主義批判――アドルノの現象学研究を手がかりとして2019

    • 著者名/発表者名
      青柳雅文
    • 雑誌名

      立命館大学人文科学研究所紀要

      巻: 118 ページ: 257-278

    • NAID

      120006633051

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 観念論と反観念論 ――亡命期間におけるアドルノの現象学研究と観念論をめぐる問題――2018

    • 著者名/発表者名
      青柳雅文
    • 雑誌名

      立命館大学人文科学研究所紀要

      巻: 114号 ページ: 125-147

    • NAID

      120006652235

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] アドルノと他者経験論――現象学研究をつうじた他者概念の理解2018

    • 著者名/発表者名
      青柳雅文
    • 学会等名
      日本現象学・社会科学会第35回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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