研究課題/領域番号 |
17K02241
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
須永 敬 九州産業大学, 国際文化学部, 教授 (90390004)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 山岳宗教 / 修験道 / 英彦山 / 泰山 / 智異山 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究では、北部九州の英彦山(日本)、華北平原の泰山(中国)、朝鮮半島南部の智異山(韓国)における山岳宗教について、(1)山岳聖地観の比較研究(自然と山岳宗教)、(2)宗教実践の比較研究(心意と山岳宗教)、(3)宗教制度の比較研究(社会と山岳宗教)の三つの視点から研究をすすめた。上記の観点から、東アジア山岳宗教の共通性と差異、およびその社会的・制度史的背景を究明することにより、東アジア山岳宗教の比較研究の基盤を築くことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本・中国・韓国の代表的山岳霊山について、自然と山岳宗教・心意と山岳宗教・社会と山岳宗教という3つのアプローチからの比較検討を行った。東アジアの山岳宗教相互が、いかなる共通性と差異を有するのか、いかなる関係性にあるのかを考察・解明することは、東アジアの比較宗教研究に一つのプラットフォームを提供することであるとともに、社会的課題としての東アジア相互理解の促進につながる研究としての意義を有している。
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