研究課題/領域番号 |
17K02277
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
吉川 文 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50436698)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 文字譜 / 音名表記法 / 音組織構造 / テトラコルド / フクバルドゥス / ムジカ・エンキリアディス / 芸術諸学 / 音楽学 |
研究成果の概要 |
現在広く用いられているアルファベットの音名表記法は、音楽を成り立たせる音組織構造を明示するものであるが、その成立過程については未だ不明瞭な部分が多い。本研究では、アルファベット音名表記の成立期に著されたフクバルドゥスの『音楽論Musica』を中心に、そこでの音名表記法と音組織構造の関連性について、特に豊富に配された図表を精査することにより、アルファベット音名表記の成立を考える上では、オクターヴ枠の音組織構造とテトラコルドとの関係性が重要であること、及び音組織構造における上行下行といった音の向きに注目する必要があることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルファベットによる音名表記は、音楽について分析的に語る際に非常に重要なツールであるにもかかわらず、その成立については曖昧なままとなっている。本研究では、その成立に関して、7音の異なる音を含んだオクターヴ構造と4音のテトラコルド構造の関係性が重要であること、そして音組織構造については、これまであまり注目されることがなかった上行下行といった音の向きを含めて考える必要があることを明らかにした。
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