研究課題/領域番号 |
17K02280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
Gerald Groemer 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (50303392)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ウィーン / マティアス・ペルト / 演奏会 / オペラ / バレエ / 日記類 / 音楽史 / ウィーン会議 / 音楽 / ジングシュピール / 歌劇 / 音楽文化 / 日記 / マテァス・ペルト |
研究成果の概要 |
科学研究費の研究成果となる19世紀初頭のウィーンの音楽界を分析する論文、あるいはマティアス・ペルトの日記の翻刻など計6編の学術論文を完成・発表した。今回の研究ではとくにウィーン会議の前後に行われた音楽演奏に焦点を合わせ、最初に発表した4編の論文の主題を「オペラ、ジングシュピール、バレエ」、「演奏会と教会音楽演奏」に分けて、1814年~1815年のウィーンにおける音楽文化の全体像を把握することを試みた。最後に発表した論文は1803年~1811年の日記に見られるウィーンの音楽文化に関する項を抽出・翻刻・注釈を行い、学界に新資料の提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果は6編の学術論文によって19世紀前半のウィーンの音楽文化の変遷を明らかにすることができた。4-5編目の論文では、マティアス・ペルトが残した日記から1803年から1811年までに催された音楽演奏、オペラ上演などに関する項目を抽出し、注釈しながら翻刻した。これにより学界に意義深い新資料を提供することができ、以降にもこの作業を続ける予定である。
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