研究課題/領域番号 |
17K02288
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 国立音楽大学 |
研究代表者 |
加藤 一郎 国立音楽大学, 音楽学部, 教授 (60224490)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 作曲家・ピアニスト / 自作自演 / 楽譜との相違 / 作品と演奏の本質 / 創造的演奏 / 感性とパーソナリティー / 芸術的アイデンティティ / 楽譜の本質的役割 / 演奏解釈 / 楽譜 / 相違 / 演奏 / 楽譜と演奏の相違 / 即興性 / 作曲者と演奏者の関係 |
研究成果の概要 |
作曲家・ピアニストによる自作品の演奏は、彼らが書いた楽譜としばしば異なることがある。本研究はバロックから近代までの音楽家を研究対象とし、彼らの自作品の演奏と楽譜との相違を分析することによって、各々の作曲家・ピアニストの音楽的特性、様式的変遷等をより一層明瞭にすることができた。そして、それらを基に、創作行為と演奏行為の質的な違いについて考察を深め、有益な結論を得ることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
作曲家・ピアニストの自作品の演奏における楽譜との相違を学術的に分析した研究はこれまで殆ど行われてこなかった。作曲家・ピアニストの自作品の演奏は自ら書いた楽譜としばしば大きく異なっており、そこから彼らの芸術的特性、様式的変遷がより鮮明に明らかになった。そして、創作行為と演奏行為の質的違いについても有益な結論を得ることができた。本研究は、今後の音楽研究及び音楽実践に新たな示唆を与えるものと考えられる。
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