研究課題/領域番号 |
17K02303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 大阪音楽大学 |
研究代表者 |
井口 淳子 大阪音楽大学, 音楽学部, 教授 (50298783)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | A.ストローク / 興行 / 音楽マネジメント / 上海租界 / アジアツアー / ユダヤ人亡命者 / 大阪朝日会館 / A. ストローク / 上海フランス租界 / フランス外交史料館 / シャルル・グロボワ / クロード・リヴィエール / 朝比奈隆 / 小牧正英 / 原善一郎 / オスカー・ストローク / ラトヴィア / 芸術学 / 音楽学 / 音楽史 / 音楽興業史 |
研究成果の概要 |
1910年代から1950年代にかけて、アジアに欧米の世界的音楽家やダンサー、オペラ団などを招き、のべおよそ70回のアジアツアーを実現させた興行主、Awsay Strok(1875~1956)について、その生涯とアジアツターの実態を明らかにした。彼の生地や生年をラトヴィアで調査し、アジアツアーについては上海発行の外国語新聞をもとに、日時、場所、公演内容などを明らかにした。さらに日本公演については大阪音楽大学所蔵のプログラムを整理し、日英二か国語のウェブサイトに公開した。URL:https://ongakugaku2.wixsite.com/strok/
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1910年代から戦後にかけて世界的音楽家やダンサーの「アジアツアー」を実施し、アジア各国の洋楽受容に大きな役割を果たした興行主、Awsay Strok(1875~1956)の実像とマネジメントの実態を明らかにした。また、これまで不明な点が多かった彼の生涯と戦前戦後のアジアツアーを紹介する日英二か国語のウェブサイトを開設し、国内外にストロークの実像とマネジメント活動の実態を紹介することができた。このウェブサイトを通じて国境を越えた興行、音楽マネジメントの実態を広く発信することが可能になった。
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